2018/10/11

初めまして、てるちゃん役の和久井大城です。

この写真は、稽古休憩中に僕が食べていたパンを半分以上キャストの藤瀬くんにあげてる図です。彼が座組みの中で「1番痩せてる」と思ったのであげました。

「てるちゃん」

って名前、とても気に入ってるんですが、いかんせん役の中で僕だけがニックネーム呼びであり、他の皆はしっかりとフルネームを頂いていて、若干の寂しさを感じています。

例えば「皆川輝彦」役という本名があっての”てるちゃん”呼びではなく、本名を持たないタイプのただただ”てるちゃん”役であり。
てるちゃん以上でも、てるちゃん以下でもなく、ジャストてるちゃんであり。

ただ「てるちゃん」だけどうしてニックネーム呼ばわりなのかは、しっかりと理由があり。

本編を見ていれば「おや？」と思う箇所があるかもしれません。探してくれると嬉しい気持ちです。

さて、僕はまだまだ稽古序盤でキャストみんなのことを知り得てない部分も多々ありますが、この日記をお借りして、

キャスト紹介なんかをしてみようかなぁと思ふております。

河口舞さん

本作の主役。まいまいとは、劇団６番シードのTRASHでも共演しましたが、太陽みたいな笑顔を持った素敵人(すてきびと)であり、その笑顔の破壊力ときたら稽古場に唯一無二のラブ&ピース感をもたらし、この作品に必要不可欠な「陽」の部分を一挙に担っています。彼女の初座長作を、脇から華々しく盛り上げたいと心から思えます。ド注目していてください。

馬場裕貴さん

19歳の最年少プレイヤー。真面目さと純粋さだけで身体の80パー以上をしめてる。あと20パーは水分。本編で1番絡む馬場ちゃんの「ゲラさ」は、エグくて。ちょっとボケると稽古中でもずっと笑ってる。僕も嬉しくなってさらにボケると一生ゲラゲラ笑ってくれる。次の日になっても、昨日のボケが尾を引いてまだ思い出し笑いしてる。可愛い。可愛いけど、そろそろ飽きないかい？

藤田悠未さん

立ち振る舞いから姿勢から声まで、我々合唱部を芯の強さで支えてくれる存在。部で1番の美人お姉さんキャラかと思いきや、見てるこっちが恥ずかしくなるくらい甘酸っぱさ満点の色恋沙汰にまで羽を伸ばして演じてる様には、ギャップ萌え以外の何者でもありません。

田中千尋さん

今回、彼女にお声がけ頂いて、ここだよ。りめいくに出演出来ています。彼女の存在は果てしなく大きく、いるだけで稽古場の雰囲気を2段階盛り上げてます。座組み全員が彼女のことを好きだし、そのテンションの高さは、ちょっとそろそろウザがられないか心配でもあります。

潮田里沙さん

現役大学生19歳プレイヤーまた出ました。ティーンネイジャーとしてのフレッシュさで合唱部に若さという風を吹かしながらも、稽古するたびに「え、そんなお芝居するの？！」とガンガン新キャラ繰り出し、役を開拓し続ける姿に、25歳のおいちゃん負けてらんない。

古郡勇斗さん

ふるごおり、って読むんですって苗字。声に出していいたくなる苗字ランキング5位ですよね。我修院(がしゅういん)の次にいいたくなる。奥手のメガネキャラのフリして意外とロマンチスターな役どころを、いっぱいの引き出し駆使して体現。引き出しが広々していて、ウォークインクローゼットくらい広々してる。

西澤翔さん

稽古合流してから初日にして、座組み全員の心をわし掴んでくる即効性やみつき俳優。表情から佇まいまで誰にも真似できんズルさ、見るたびに増している気がします。西澤らしさがどう考えても群を抜いてる役どころ、堪能しますか。

山本祥真さん

いやね、山本くんとは、全く同じ誕生日なんですよ。1月16日。まずそれでびっくりですけど、それだけじゃ飽きたらず全く同じパーカー持ってんでやんの。恥ずかしすぎ。もうあのパーカー着れない。着たら、あいつら付き合ってる、と思われるから着れないよもう二度と。どうしてくれるんだ。おい。

佐川大樹さん

共演もしてるし舞台も様々見ていますが、今回の役どころ、明らかに新境地を開拓している様子です。彼とは、非常に特別な関係にあるのでしかと観察につぐ観察をしていますが、佐川大樹の真骨頂になる予感をヒシヒシと感じています。勝手に意識しながら、紡いでいきたいと思います。

河本裕貴さん

いや、好きです。お芝居。純粋に好き。シーンの意味合いをギリギリ崩さないような絶妙な遊び心とバランス感覚がとっっても好きです。これは本当に彼の人柄が成せる技かと思います。同い年か。いや、負けてられないです。

中嶋桃子さん

感性が豊か。非常に豊か。感性が豊かだし、その感性を感性だけで終わらせず産地直送のまんま表現としての魅せ方も豊かです。豊富です。豊作です。彼女の中で渦巻いてるものが豊富であり豊作です。は？

小池史真さん

座組みの中で最近「爆弾だ、、」と恐れられ始めてきた爆発女優さん。尋常でないメンタルの強さと怖いもの知らずなお芝居スタイル。今までで見たことない未知数な魅力で溢れすぎてる。きっと本番までにものすごい憑依が見れる気がしてならない。本番までに憑依して。頼むから。

今回はここまでです。
日記、また書きますので、続きはまたです。

つくづく「人」に恵まれてる作品。

明日からも、作ります。